理事長 小林則子 挨拶
若芽は二葉より香ばしく麗しい。今、若い保育士さんと幼い子どもたちと共に成長していく姿が嬉しい季(とき)です。今年終戦78年になりました。
私はその時11歳でした。この香わしき子らがこれからも平和な時代を夢を持って成長していく日々を何よりも願っております。人間で言えば還暦という一つのおめでたい時間に向かって確実に努力して参りたいと存じます。
旧園舎(昭和42年)
青森市で私設として最も早く社会福祉法人として認可された保育所です。理事長が土地・建物を法人に寄付して出来上がったものです。当時は田園の真ん中に建築しましたので、四季折々に咲く花に蜻蛉や蝶々が飛んできて、すぐ近くの万太郎堰では鰌や鮒などが泳いでいて、そのすべてが保育材料となる教育と養護を行ってきたと自負しています。
建替え前の園舎(昭和51年、築40年)
年々保育に困るご家庭が増加し、地域の要望で定員も90名に増えました。乳児特別対策として乳幼児室を充実させた施設です。園舎の2階建は当時非常にモダンで他の施設の方がたくさん見学にお越しになりました。各部屋前には水飲み場や手洗い場などが完備され、小さな子ども用タイプの水洗トイレなども珍しがられました。しかし、時は流れて園舎の建て替えが決定いたし、29年度は新しい園舎となりました。